第53回東京都学校歯科保健研究大会報告

報告者 副会長 上保 基

去る平成31年2月28日に文京シビックホールにて第53回東京都学校歯科保健研究大会が開催されました。また今年は東京都学校歯科創立70周年、法人化40周年と記念すべき大会となりました。
プログラムの要旨:
1. 歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール受傷作品表彰
2. 優秀作文発表・表彰
3. 研究発表:“生きる力をはぐくむ歯・口の健康推進事業”台東区立東浅草小学校
養護教諭、学校歯科医
4. 特別講演:“パラリンピアンが考えるスポーツの力”
パラリンピックスキー金メダリスト 大日方邦子さん

小学校6年生の最優秀作文では矯正治療を経験したことにより、歯並びがきれいに変化してくるのと同時に今まで気づかなかった想いが表現されていました。とくに歯のガタガタがそんなに変なことなのか、揃ってきた歯がそんなに喜ばしいことなのか、良く分からなかった。でもお母さんはとても喜んでいる。確かに歯みがきがし易いし、テレビに出てくる人と歯が似ていたことや鏡の前で笑うと顔の表情が変わった。と小学生の純真な表現に輝きを感じました。
また、特別講演では元パラリンピックスキー選手の大日方邦子さんは人種の違いや障害のあるなしに係われず、世界の人々が平和で共存できる世の中にして行きたい。そのきっかけになることを目指して2020年パラリンピックが起爆剤になることを願っている。と静かな語り口の中にもとても説得力のある講演をされました。また、パラリンピックの基本精神として“失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ”と我々の心にも染み通るような言葉で締めくくられました。


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