歯の構造
画像は下あごの小臼歯の断面です。
歯は歯髄(しずい)からの栄養を受けて生きています。
歯垢(しこう)、プラーク
写真のクリーム状の物質が歯垢です。プラークとも言われ食べ物の粕が細菌により分解されたもので非常に粘り気のある物です。むし歯とか歯周病の原因になります。
歯石
歯垢が古くなり石灰化(石の様に硬くなる。)した物で、歯ブラシではとれません。歯科医院で特別な器具でとる必要があります。
CO(シーオー)
まだむし歯とは言えないけれど、 放置しておくとむし歯になるかもしれない歯のことです。左の写真の矢印で示された白くなっている部分がCOです。
奥歯のかみ合わせの溝の部分が茶色くなっている場合もCOと診断されることがあります。
GO(ジーオー)
歯石の沈着は見られないが、歯垢の付着と軽度の歯ぐきの腫れがみられる状態の歯肉のことです。
C(シー)むし歯
むし歯菌が作り出した酸により歯の表面が溶かさてれ穴が開いている状態です。COが悪化した状態で、こうなると自然には治りません。
G(ジー)歯肉炎
歯と歯ぐきの境目に沢山の汚れが,着いています。そして歯ぐきは赤く腫れています。この時点では、まだ骨は溶かされていません。放置すると歯槽膿漏に発展します。